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ハウステンボスをベビーカーで毎日お散歩。ワッセナー住人。生活自体が旅行中のような毎日なわけで。


by epsom
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長崎ランタンフェスティバル

 よくよく考えてみれば、長崎をしっかり「観光」するというのは、高校の修学旅行以来。
 
 中国の旧正月(春節)を長崎新地中華街で祝う、長崎ランタンフェスティバル
 地元っ子が案内してくださるというので行ってみた。しかも彼女は小学校の先生。さすがに説明がわかりやすかった。。ちうことで、引率のセンセーについて歩く、小さな旅。

 中華街へ至る町中のアーケードから、手作りのランタンが吊り下げられ、お祭りのはじまりをワクワクと高めてくれる。
 
長崎ランタンフェスティバル_a0015110_2394274.jpg

 しかし、先に空腹なので、いきなりお昼ごはん。
 長崎といえば「卓袱料理」が食べてみたい!
長崎ランタンフェスティバル_a0015110_23263074.jpg

 訪れた先は先生イチオシの、「料亭・一力」。彼女の祖母がここで結婚式を挙げたそうな。格式の高い(&敷居が高い)、この高級料亭では、お昼に、卓袱料理の三段重を供している。
 「おひるをどうぞ」と仲居さんに言われた、と思ったんだが、
 正しくは、「おひれをどうぞ」だと訂正される。
 なんでも卓袱では、まず、この言葉で汁物をいただいて、それから乾杯なんだそうな。
 
長崎ランタンフェスティバル_a0015110_23294766.jpg

 お~~い、こんなに一品一品、感動のお味で、税サ込み2625円って、ありえないよう~。
 和・唐・蘭がミックスされた献立の卓袱は、満足感が違う。ほんのり甘い長崎てんぷら、とろける豚の角煮、クリーミーなあじさい揚げ、上品な黒豆など、どれも箸で口に運ぶたびに、嬉しい驚きをもたらしてくれる。
 老舗料亭のお昼。静かで、美味しい時間。

 
長崎ランタンフェスティバル_a0015110_23522424.jpg


 食後はぶらぶらと。
 いんげん豆を伝えた隠元禅師の興福寺(いんげん豆って人名から由来してたのかー)は、日本の唐寺。ここの2代目住職が眼鏡橋を造ったそうな。かつての丸山遊郭の跡へいけば、いまでも長崎花柳界の雰囲気が。坂本龍馬が酔って傷つけた柱が残る料亭「花月」もちらりと。交番までレトロ。カステラの福砂屋では店内のアンティークガラスを見に寄ったりと、さすがに引率の先生は、飽きさせないコース取りで、ランタンフェスティバルのメイン会場へ。

 続きは、また明日。  
by epsom | 2005-02-10 23:56 | 長崎・佐世保観光情報