トルコライス@長崎名物
2004年 07月 23日
これも、長崎県民以外に知っているひとはいるんだろーか。
さかんに名物だよ!と食堂でPRされているけれど、それって、メニューをみたときはじめて、「ああ、名物なのね」と知るもので、前々からうわさに聞いていたものではないような。
ということで、
トルコライス
長崎空港で、ふと、しばらくこの地を離れるし、と「名物ですから!」とさかんに主張する(メニューでいちばん大きく写真が掲載されていた)それを、注文した。
ええ、写真のコレです。
トルコ料理を知るひとは、
「ど、どこが・・・・・・・・・・・・・・!?」
と絶句するであろう。完璧なまでに「トルコらしさ」が排除されているのだ。
まず、トルコの大多数のみなさんが食べない豚肉がメイン。
トルコ料理といえば、と直結する「トマト」がどこにも見当たらない。
いや、正確にはある。
トルコライスの定義とは、
豚カツ、ピラフ、スパゲッティ。
ピラフがドライカレー、スパゲッティがナポリタンというのが定番。
トマトケチャップにトマトが入っているじゃん!@横浜弁と、重箱の隅系の観察をしないとトルコらしさはない。
なぜ「トルコライス」というのは諸説あって、「レストラントルコ」ではじめて出されたから、というのが有力らしい。
ま、いってみれば、
オトナのためのお子様ランチ。
ですな。